プロフィール

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ブログ設立の趣旨

はじめまして。ブログ管理人のレオパです。

このブログは「内向的な生粋の日本人」が外資系企業本社でグローバルチームの一員として仕事ができるまでに成長した経験を基に、英語学習に悩む皆様のサポートをする目的で設立しました。

英語を勉強してもなかなか実際に使えるようにならず途中で挫折してしまう方はかなり多いのですが、実際に日本で生活していると「外国人と意思疎通できるレベル」の英語力を身に着けるのは非常に困難です。

学生時代に英語の成績が良かった人でも自信を持って英語で意思疎通ができるという人はほとんどいません。日本において普通の生活をしている限り実用的なコミュニケーションツールとしての英語力は獲得できません。

しかし実は意思疎通のための英語力の半分は既に多くの皆さんは獲得しています。残りの半分は学習というより「意識の変革」と「トレーニング」です。

英語の学習法は人それぞれであり決まった方法はありません。それ故に学習者にとっては身に着けることが難しいと感じられます。

このような背景から、本ブログでは「勉強の対象」としての英語ではなく「意思疎通の手段」としての英語を身に着ける方法について実体験を基に紹介していきます。

本ブログの目標 – 購読するとどんなメリットがあるか

  • 英語学習の目的と目標が明確になる: 英語ができるようになった自分の将来像を想像できる
  • 日々感じる閉塞感を打破できる:新たな視点で物事を考えられるようになる
  • SNSで海外の人とつながり、コミュニケーションできる
  • 日本のメディアと海外のメディアの情報を比較できる
  • 海外からの訪日客と話ができるようになる
  • 海外拠点の外国人とどのように接すればよいかがわかる
  • その他

自己紹介

・日系メーカーに就職
・その後外資系企業に勤務
・年齢:37歳
・2児の父

英語が使われている場所なんてどこにもなかった子供時代

私は今30代後半ですが、20代までは全く英語ができませんでした。私の子供時代は周囲に外国人は全くおらず、日常で英語に触れる機会は全くありませんでした。

小学校の頃は英語の授業はまだありませんでしたので中学校に入り始めて英語に触れました。落ちぶれない程度に授業についていくレベルではありましたが、興味が持てず重要性を全く理解できませんでした。

高校に入っても相変わらず外国人との接点はなく、英語に触れる機会は学校の授業のみ。この頃は成績もかなり悪かったことを覚えています。とにかく英語学習に対するモチベーションがゼロ。受験のためだけの勉強でした。

当時はスマホやタブレットもなく、携帯でできることと言えば通話とテキスト送信のみ。今のように気軽に携帯デバイスでyoutubeやSNSをみることはできなかったので、英語学習と言えば本で受験勉強するくらいでした。

大学受験時代に初めて海外に興味を持つが英語は上達せず

大学受験対策として、当時話題になっていた環境問題について数々の本を読む中で海外の状況について目を向けるようになりました。Rachel Carsonの著書「沈黙の春」を読んだことがきっかけだっと記憶しています。

この頃にはパソコンで色々と調べられるようになり、海外の情報も入手できるようになってきましたが、英語が得意でないので専ら日本語のページを見ていました

大学時代も海外との交流はゼロ。英語の研究論文はいくつか苦労して読みましたが実用英語は学びませんでした。

就職後初めて英語の必要性を実感する

大学卒業後、日系メーカーにてエンジニアをしていましたが担当する製品は海外でも発売しており、その対応のために英語でのメールや文書の作成は必須でした。担当する業務自体は楽しくやりがいも感じていたので英語の学習は苦になりませんでした。

しかしこの頃に必要だった英語力は簡単な内容をメールでやり取りできること、短い文章の英語で技術文書を作ることくらいで、英語で海外の人と議論ができるようなレベルではありませんでした。

転機は外資系企業への転職

日本の製造業でエンジニアとしての経験を積んだ後、機会があって米国に本社を置く外資系メーカーへ移りました。決して英語が好きだったわけではありません😅

しかしここからが本当の英語との闘いでした。

英語で意思疎通できなければ存在価値はない

日本にも多くの外資系企業がありますが様々な形態があります。海外で製造した製品を日本で販売・サポートする形態が最も一般的ですね。つまり販売数を伸ばして利益を上げることを目的としており、マーケティング部門やセールス部門、サービス部門が主要な機能となります。

一方私は市場を調査し、求められる製品やサービスを生み出す(企画する)ことを目標にしていたので、その目的達成のためには日本法人ではなく本社の中で働くことが必要でした。

米国本社に日本人はいません。従業員の多くは米国人ですが多国籍の人材から構成され、共通言語はもちろん英語です。

企業の中で仕事をするにはまず最初に自分自身を認識してもらわなければなりません。どのようなスキルや経験を持ち、何ができるのか?そして何をしたいのか?

会議にでたら専門家として意見を言わなければ存在価値を認められず、信用を獲得できません。英語が不得意な日本人の多い会議ではゆっくりと気を遣って話してくれますが、ここはそうではありません。

ついていけなければ自分から会話に割って入って確認をする。自分の意見を発信する。

通常の会議なら自分の質問内容が頓珍漢な内容でも問題ないし、間違えたとしても誰も気にしません。とにかく自分の存在意義を認めてもらわなければ新しいことを提案することなど不可能なのです。

自分との葛藤の連続と変革

私は生まれてからずっと内向的な性格でした。人と積極的に関わることが苦手でしたし、人前で何かを発表することも常に避けたいと思って生きてきました。

しかし外国の企業の中で成果を出すにはこの性格を変えるしかなかったのです。これも私が選んだ道なので自分を変える決心をし、不自由な英語を使いながらも必死で自分をアピールしてきました。

英語で自分自身のことをいつでも誰にでも説明できるように準備し、自分から社内で関連のある部門の人たちとコミュニケーションを取り、次第にネットワークを構築。休日も仲良くしてくれるメンバーと一緒に遊び、英語を学ぶ。

それでも実践的な英語力はすぐには伸びなかったものの、社内での私個人の認知度は上がり、最終的には商品企画の仕事ができるようになりました。その後も人の英語をコピーしながら自分の英語力を改善させ、今では会議についていくのはもちろん、空気を読まずに意見を述べたり質問し、仕事を前に進めることができるようになりました。

誰でも英語はできるようになる

私の経験から言えることは、実践的な英語力の獲得に必要なのは英語を使う環境と自分自身のマインドセットの変化です。

英文法や英単語の知識は必要です。しかしそれだけでは英語を意思疎通の手段として使うには不十分です。実際に英語を使う必要がある環境に身を置き、使いながら実践的なスキルを伸ばしていくことが重要です。

日本人は「正しい」英語があると思い込んでいる人も多いのですが、英語ネイティブの間でも多様なクセがあり、他方でアジア系やインド系英語なども交じり、バラエティに富んでいます。

発音が悪いとか文法が間違っていたら恥ずかしいなどという思い込みは捨てて、今すぐグローバル英語の世界に飛び込みましょう。人種や性別、考え方に多様性があるのと同様に言語にも多様性が存在します。

発音や文法に唯一の正解があると思っていると世界で多様な人が話す英語についていけません。多様な英語表現にも多様性を認め、自分もその話者の一人であることを認識すると、世界は一気に広がります。

さあ今すぐ一緒に世界へ飛び出しましょう!


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