Facebookは言わずと知れた、世界中の人が利用する巨大なネットワーキングプラットフォームです。
もちろん英語学習者も数多くおり、自分と似た境遇の学習者と簡単につながることができます。
このページでは、Facebookの具体的な活用方法と、多くの人が感じる疑問や不安に答えていきます。
これを読めば皆さんもすぐに外国人の英語学習者とつながり、コミュニケーションを始められるハズです。
本記事は実践練習の始め方を説明していますが、英語勉強法全体の流れについてはこちらの記事に詳しく記載しています。
SNSを用いた英語実践練習とは?
英語を学ぶにはとにかく日常に英語を取り入れ、英語で考える頻度を増やすことです。
そのためには英語を使って会話を交わす友人を増やすことが最も最適です。
しかし日本にいていきなり外国人と出会い、頻繁に会話するほど仲良くなるのはそもそも無理があります。
SNSは英語学習に最適なプラットフォーム
そこで利用すべきはSNSです。
世界中でスマホが普及し、あらゆる場所、年代の人達がSNSを使っています。
そしてFacebookをはじめTwitterやInstagramなどのSNS上では、アカウントさえ持っていれば距離や時間などあらゆる物理的な障壁なく、世界中の人達と瞬時につながることができる時代です。
このテクノロジーと潮流を利用しない手はないでしょう。
SNSによって特徴が異なる – 使い分けが重要
他にもありますが、英語学習に使える利用者数の多い巨大なSNSは上述した3つです。
しかしこれらは同じSNSとはいえ、その特徴は異なります。
自分の使いやすいものを使ってよいですが、少しだけ違いについて説明します。
2006年にサービスが開始されたTwitterは、2019年には月間のアクティブユーザー数が3億人に達し、2022年時点では一日あたり5億件以上ものツイートが投稿される巨大なプラットフォームです。
最近ではイーロンマスク氏がTwitter社を買収し、メディアを賑わしていましたね。
特徴は主に「文字」を使って他のユーザーと交流する点です。もちろん画像や動画の添付もできますが、基本は140文字以内の短文のつぶやきに対してコメントを返すことで交流します。
使える文字数が少ないためよく省略されたりするので、理解が難しいこともあるかもしれません。
英語の著名人のアカウントをフォローして流行を追うといった使い方が有効ですが、英語学習者の直接的なコミュニケーションにはあまり向かないでしょう。
Instagramも多くの人が使っているSNSの一つです。
2010年10月にiOS向けにリリースされると、2か月でユーザー数は100万人を突破。その後Facebook社(現メタ社)による買収を受けながらも急速にユーザー数を伸ばし、2021年末時点では約12億人ものアクティブユーザーが登録しています。
Instagramは写真や動画を共有するためのSNSであり、やはりユーザー同士のコミュニケーションは限定的です。
つまりTwitter同様、英語学習を目的としたコミュニケーションには向かないと言えます。
Facebookは少し特殊な経緯を持つSNSです。
当初はアメリカの一部の大学の学生のみで使われていましたが、2006年に一般に公開され、日本をはじめ世界でユーザー数を増やしていきました。
2012年には世界の登録者数は10億人を超え、現在でもかなりの人数が利用しています。
顔写真や実名の他、個人情報をある程度登録する必要があるため、他のSNSに比べて相手ユーザーへの信用度は少し高くなります。(もちろん情報の信ぴょう性は担保されていないため、全て本物と信じるのは危険です)
Facebookは似たような趣味の人を見つけやすいことや、ユーザー同士のコミュニケーションがしやすいことから、英語の実践練習のきっかけづくりとして最適です。
30代の英語学習で最初に使うおススメのSNSはFacebook
ではFacebookを用いた英語学習コミュニティへの参加方法の一例を紹介していきます。
実践環境の作り方
Facebookでは、日本人だけでなく世界中の英語学習者が集うコミュニティを簡単に発見でき、気軽に参加できます。
方法は以下に示す手順だけです。
- 英語学習者のグループを検索する
- 興味のあるグループに参加する
- 英語でコメントを残してみる
- 話してみたい人のコメントに返信してみる
- 話が合いそうなら友達になる
実例
これだけでは分かりづらいと思うので、世界の英語学習者が集まるグループの探し方の一例を図に書いておきます。
既にFacebookのアカウント登録は済んでいるものとします。
もしアカウント未登録でこれから作成するという方には別途登録方法の記事を作成します。
英語学習者のグループは上記以外にもたくさんあるので、自分の好きなグループを探して参加しましょう。
SNS利用の注意点 – 負の側面もある
SNSの注意点は、まともなアカウントばかりではないということです。
- 自分の情報を必要以上に開示しない
- 深入りしない(あくまで英語上達という目的が一致した仲間というだけ)
- 営業や勧誘は怪しいと思った段階で即無視
からかってきたり、よくわからない営業をしてきたり、不快なメッセージを送ってきたり。女性は特に気を付けましょう。
どのSNSでも匿名性などを理由に過激な表現や不快な発言が見られますが、英語学習においてもそれは同じです。
SNSリテラシーに疎く、こういった人に会うのが怖い、または個人情報の取り扱いに不安という方は別の手段で学習を進めましょう。
まとめ
SNSで気軽に外国人や世界中の英語学習者とつながることができます。
私の経験上、Facebookは非常に効率的に英語実践環境を作るツールとして有効です。
一方、SNSで知人でない人たちと関わる際には注意が必要です。自分の個人情報を開示しすぎず適度な関係を気づきましょう。
もしわからないことや不安なことがありましたら、いつでもTwitterかコンタクトフォームでご意見ください!
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